日パナマ外交関係樹立120周年について

令和5年12月29日

日パナマ外交関係樹立120周年について


 1860年に日本が米国に派遣した使節団の侍たちが、サンフランシスコに寄港した後にパナマ地峡を列車で通過し、米国の首都ワシントンに向かいました。これが日本とパナマの最初の交流と言われています。その後、1904年1月7日、日本はアジアの国としては初めてパナマと外交関係を樹立し、2024年は120周年を迎えます。海洋国家であり、パナマ運河の主要利用国である日本はパナマと深い協力関係にありますが、その関係は政治や経済、文化、スポーツ等のあらゆる分野で発展を続けています。
 
この120周年の節目の年に、日本とパナマの交流の歴史を振り返り、両国を結ぶ友好の絆を再確認するとともに、未来に向けてより強固で互恵的な友好・協力関係を築くために、日本大使館、日本政府関係機関(JICA、JETRO、国際交流基金)、パナマ政府(外務省、文科省、スポーツ庁)、パナマ日本人会、日本元留学生の会が一体となった実行委員会を立ち上げました。
 実行委員会では「繁栄するパートナーシップ」をテーマに、パナマ及び日本の友人の皆様の協力を得ながら、2024年の年間を通して120年の友好と協力の歴史に相応しい象徴的な事業を実現し、様々な分野・レベル・世代における双方向の交流の推進を目指していきます。


120周年パンフレット

120周年記念公式ロゴについて

120周年記念公式ロゴについて
 2023年7月から8月にかけて一般公募によるロゴコンテストを開催しました。パナマ政府、120周年実行委員会、専門家による厳正な審査の結果、日本とパナマからの応募63作品の中からサンドラ・グティエレスさんの作品が最優秀作品として120周年公式ロゴに選ばれました。

 日本を代表する花である桜、パナマの国花であるエスピリトゥ・サント(白色蘭)の統合により、両国が調和を保ちながら現在から将来に向かって発展していく様子が表現されています。記念ロゴマークは、2024年に日・パナマ両国で開催される各種周年記念事業や広報等において広く使用されます。
 
※ロゴマークの著作権は日本及びパナマ政府に帰属します。公式ロゴマークの使用ならびに「記念事業」に係る申請については、こちらのページをご参照ください。