外国人を含む当国居住未成年者(18歳未満)の出国について

2018/4/13
 パナマ政府は下記1に示す背景を理由として,パナマに居住する未成年者(18歳未満)の出国に際し,下記2の手続きを義務付けていますので,在留邦人の皆様におかれては,内容を十分にご確認いただいた上で,ご対応願います。
 
1 背景
  •  近年のグローバル化に伴う国際結婚が急激に増加していますが,海外に居住していた日本人が配偶者の同意無しに子供を連れ帰ったことで,外国において犯罪とされた事例があります。これは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組みなどを定める「国際的な子の奪取の民事面に関する条約」(ハーグ条約)において,その締結国は国内法上,一方の親のみによる子の居所移動について違法行為と定めている,または何らかの制約を課している場合があると言われ,パナマもこの条約を締結しています。
  •  パナマの場合,2008年8月26日に新たに施行された移民法以降,人身売買禁止条約及び国際組織犯罪防止条約人身取引議定書等に基づく人身売買防止のために,政府は国際結婚であるか否かに関係なく,外国人を含む当国居住未成年者(18歳未満)が出国する際には,下記2の手続きを行うよう義務付けています。

     また,2018年4月からは,その手続きの一部を移民局のHPでのみ行うことができるように変更しています。

 
2 手続き
  • 対象者:当国に居住する未成年者(18歳未満)
    • (但し,外交・公用査証所持者,旅行者等の短期滞在者を除く)
  •  
  • 具体的措置
ア 両親とともに出国する場合
  当館で,出生証明書を取得し,出国の際提示(下記に記述している移民局HPでの登録は必要ありません)。
イ 両親のうち,どちらか一方の親,両親以外の第三者,または未成年者のみで出国する場合
  • 上記アと同様,当館で出生証明書の取得後,移民局HPの「Migración En Línea」にて下記の書類をPDF化したもの(10MB以下)を添付の上,申請書に記入,申請番号が付いた書類を印刷。
    • 当該未成年者の有効な旅券または身分証の写し
    • 親権者双方の有効な旅券または身分証の写し
    • 同行者の有効な旅券または身分証の写し
    • 当館発行出生証明書
      • (旅券または身分証のファイルと出生証明書のファイルは別にする)
  • サイトから印刷した申請番号付き書類(「Carta de autorización de permiso de salida de menor de edad」)を公証人に提出,公証人は申請内容を確認・登録後,書類に署名・押印する。
  • 出国時には,公証人が公証した書類,当該未成年者の旅券または身分証を提示するだけで,手続きが完了。
 
当館注:上記の手続きは移民局のサイトに記載された内容を簡略化し,記述したものであり,また,記述内容は随時変更される場合もありますので,詳細は移民局のサイトまたは移民局に直接ご確認ください。