メールマガジン

2016/3/1

2016年3月号

【第26号 2016/3/1】
 
目次:
1.礒部大使からのメッセージ
2.領事・治安情報
3.広報文化便り
4.経済協力のお知らせ
5.政治経済情勢
 
 
1.礒部大使からのメッセージ
 
皆様、こんにちは。
 
見事なまでの乾期で、パナマ市にいる限りは雨が降るのを最近は全く見たことがありません。屋外ではかなりの暑さを感じます。皆様は如何お過ごしでしょうか。
 
先日、エレラ県にあるペセ市を訪れました。日本政府の協力(少し長いですが、正式な名称は、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」と言います)で、地元のNGOが「学習障害児支援センター」を建設したので、その引き渡し式に参加するためです。同センターに通っている児童やその保護者、NGOの人達はもちろん、地元出身の国会議員、県や市の代表の方々も加わり、小さな町としてはかなり盛大な式典が行われました。いつものことながら、笑顔の子供達に出会えると、案件完成に向けてのこれまでの努力が一遍に報われる気がします。
 
NGOのメンバーの方が、同市にあるサン・イシドロ農園に関係のある方だったため、同農園に案内していただけました。サトウキビからラム酒を製造している由緒ある農園です。丁度サトウキビが収穫されている時期で、刈り取られた畑とまだサトウキビがしっかりと立っている畑とのコントラストが面白いアプローチの道を進んでいくと、ラム酒の製造所や貯蔵庫などが目の前に広がってきます。初めて体験したのは牛車。「カレータ」と呼ぶそうです。訪問客が到着するメイン棟から、この牛車に乗ってゆっくりと製造所まで進んでいきます。日射しが強かったのですが、皆に渡されたパナマ帽を被って何とか防御。製造過程や貯蔵法などをガイドの方に教えていただき、ラム酒のことが少し分かってきました。最後は、楽しい試飲もありました。
しかし、一番感動したのは、ランチで提供されたパナマ料理のプレートです。(あくまで個人的な好みの問題ですが)そこにあったチキンライス、ポテトサラダ、フライドポークがすこぶる美味しくて、2年前にバキージャという山奥の村の小学校で、生徒達の保護者が作ってくれた同じ内容のプレート(肉はフライドチキンでしたが)を思い出しました。あれも美味しかったなあ。
 
穏やかな田舎で食する美味しいパナマの料理。センターで出会った子供達のように、私も良い笑顔になっていたに違いありません。
 
(2月25日 記)
 
 
2.領事・治安情報
 
●インフルエンザ(AH1N1)及びジカウィルス感染症
当国保健省によれば、2月29日現在、インフルエンザ(AH1N1)の感染者が36名(全てチリキ県でうち3名は死亡)、また、ジカウィルス感染症(デング熱の症状に類似し、発熱、頭痛などを伴います)の感染者が91名(感染者の内81名はクナジャラ先住民自治区で、10名が首都圏(5名がトクメン地区でその他、ベジャ・ビスタ地区、サン・フランシスコ地区、パイティージャ地区、ラス・クンブレス地区、ホアン・ディアス地区がそれぞれ1名)で、死亡者はゼロ)出ています。手洗い、うがい、蚊にさされないなどの対応が必要で、発熱、頭痛などの症状が継続した場合には、最寄りの医療機関の受診をお勧めします。
詳細は、下記をクリック。
http://www.minsa.gob.pa/
http://www.who.int/es/
http://www.paho.org/hq/?lang=es
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C029
 
●パスポートのダウンロード申請
平成28年1月4日から、海外の大使館や総領事館(以下、「在外公館」)において,以下の5種類の「ダウンロード申請書」の先行運用を開始しました。これに伴い、国外で旅券の発給申請等を行う方は、ご自宅などでこれらの申請書をダウンロードし、必要事項を入力・印刷することで、手軽に旅券申請書の作成を行うことができるようになりました。
・一般旅券発給申請書(5年及び10年)
・一般旅券発給申請書(記載事項変更用)
・一般旅券増補申請書
・紛失一般旅券等届出書
申請書を作成した後は、所定の箇所に直筆による署名の上、写真、戸籍謄本など必要な書類とともに、最寄りの大使館や総領事館の領事窓口までお持ち頂くことで、パスポートの申請を行うことができます。
この「ダウンロード申請書」は、当国におきましては、下記の当館ホームページをクリックして表示されるページからダウンロードが可能となります。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/
 
●パナマ国内におけるけん銃の押収状況について(1月)
 報道によると、先月1月の1か月間で、パナマ国内において90丁以上の銃器が押収されました。
1日あたり3丁押収の計算となります。国内には約60,000丁の銃器が流通していると言われていますが、先月の押収数を見ても、いかにこの国に、不法な銃器がはびこっているかがわかります。既に大使館情報でお知らせしたとおり、在留邦人が居住するプンタ・パシフィカ地区や、買い物等で利用するエル・ドラド地区においても、2月の日中の時間帯に、けん銃使用の殺人事件が発生しています。
 在留邦人の皆様におかれては、引き続き、旧市街などの治安悪化地区への立ち寄りを避けるとともに、凶悪犯罪が場所・時間を問わずに発生している現状を踏まえ、サン・フランシスコ地区やベジャ・ビスタ地区のような新市街においても、外出時は周囲の状況をよく確認して行動してください。
 
●外務省海外旅行登録「たびレジ」のご案内
「たびレジ」は、3か月未満の短期渡航者(海外旅行者・出張者)向けに開始された安全対策に関するサービスです。
外務省ホームページの専用サイトに必要事項(旅行日程,滞在先,連絡先など)を入力することにより,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能となります。
(3ヶ月以上の海外滞在予定の方は、ホームページ上又は大使館での「在留届」の提出をお願いします。)
詳細は、下記をクリック。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000988.html
 
●当国居住未成年者の出国時の諸注意について
お子様を連れて日本に帰国するなど、当国を出国する場合、
事前に準備すべき必要書類があります。
詳細は、下記をクリック。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/jp/consular-affairs/?p=consularoverview
 
●危険・スポット・広域情報
本情報は、パナマに渡航・滞在するに当たって注意が必要な情報をまとめたものです。
詳細は、下記をクリック。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=256#ad-image-0
 
 
3.広報文化便り
 
●西野公平氏 マンガ講演会
 【1回目】
 日時:3月8日(火)19時~
 場所:現代美術館(Museo del Arte Contemporaneo, Av. de los Martires, Calle San Blas, Ancon)
 【2回目】
 日時:3月9日(水)19時~
 場所:パナマ大学経済学部講堂(Auditorio Jose Dolores Moscote, Facultad de Economia, Universidad de Panama)
 内容:漫画家 西野公平氏に「マンガ家はどうやってマンガを作っているのか~日本マンガ業界の現状~」との題目で講演をしていただきます。西野公平氏プロフィール: http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/nishino-kohei/
 
なお、会場や時間は変更となる場合がございます。最新の情報は以下のページでご確認ください:https://www.facebook.com/EmbajadadelJaponenPanama/events
 
●国費留学(教員研修)のご案内
文部科学省は、教員研修の国費外国人留学生の募集を行っております。応募資格、条件、日程等につきましては下記のとおりです。
応募資格:パナマ人、現職の小学校・中学校・高校及び教員養成学校の教師、教員歴5年以上、大学卒、35歳以下。
条件:往復航空賃支給、学費免除、2016年10月~2017年3月までの1年半奨学金支給、研修修了後修了証書授与。
日程:募集締切:3月10日(木)、選考試験(於:日本大使館):3月11日(金)
詳細は、下記をクリック。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/es/cultura-y-educacion/?p=becas-para-maestros
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryuugaku/06032818.htm
 
 
4.経済協力のお知らせ
 
●草の根・人間の安全保障無償資金協力
(1)2月16日、パナマ市にある「パナマ小児病院(Hospital del Niño)」において、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームで実施した「パナマ小児病院内視鏡整備計画」の引渡し式を実施いたしました。式典の様子については、以下をご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/files/000133358.pdf
 
(2)2月18日、エレラ県ペセ市において、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームで実施した「ペセ市学習障害児支援センター建設計画」の引渡し式を実施いたしました。式典の様子については、以下をご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/files/000135580.pdf
 
●ジカウィルス感染症被害に対応するための緊急無償資金協力
2月26日、日本政府は、世界保健機関(WHO)、国連人口基金(UNFPA)、国連児童基金(UNICEF)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて、中南米地域に対する100万ドル(約1億1、000万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
今回の緊急無償資金協力は、ジカウィルス感染症の影響によって、中南米地域で妊婦への感染に起因すると示唆されている小頭症等の多発といった人道状況の深刻化が続いていることを踏まえ、主に中南米地域に対して、感染状況の情報収集、妊産婦へのケア、感染予防啓発活動、水・衛生環境改善等の分野で支援を行うものです。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_003007.html
 
 
5.政治経済情勢
 
●Dichter & Neira社が実施したバレーラ大統領の支持率に関する世論調査によれば、2月のバレーラ大統領の支持率は46%と、過去最低を記録しました。また同調査においては、74%の回答者が「大統領は透明性に欠けている」と回答しており、全体的に否定的な評価が目立つ結果となりました。
 
● そのほかの経済月報については以下のURLに掲載。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000018.html
 
 
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発行:在パナマ日本大使館