令和6年度天皇誕生日レセプションの実施

令和7年3月20日
 3月17日、在パナマ日本国大使館は徳仁天皇の65歳のお誕生日をお祝いする天皇誕生日レセプションを開催しました。レセプションには、パナマ政府高官を始め、当地外交団、当地企業、日本文化団体等の関係者、在留邦人等が出席しました。
 式典では松永大使より、日本の経済・安全保障におけるパナマ運河の重要性について強調し、中南米最大の円借款事業であるメトロ3号線建設の竣工への決意を述べました。また、パナマに対し、医療・農業・教育分野における協力を続け、人材育成と草の根レベルの支援を大切にしていくと述べるとともに、9月6日がパナマのナショナルデーとなっている大阪関西万博の機会の訪日を促しました。
 パナマ政府を代表し、マルティネス=アチャ外務大臣は、日本との120年以上にわたる歴史を祝福しつつ、日本のこれまでの様々な分野にわたる協力に感謝を表明しました。また、パナマ運河の中立性を強調し、基本的価値観を共有する日本と国際場裡における協力を強化していきたい旨述べました。
 会場内には、2027年にパナマ市との姉妹都市協定50周年を迎える今治市のブースを設け、特産品である愛媛みかんジュースの試飲を行ったほか、日本酒や公邸料理人による寿司が振る舞われました。
 会場の外では、当地日本企業が各ブースを設け、自社製品の紹介や活動内容の展示を行いました。