メールマガジン

2016/4/1

2016年4月号

【第27号 2016/4/1】
 
目次:
1.礒部大使からのメッセージ
2.領事・治安情報
3.広報文化便り
4.経済協力のお知らせ
5.政治経済情勢
 
 
1.礒部大使からのメッセージ
皆様、こんにちは。
 
パナマのある方によれば、ガンボアにあるグアジャカン(大きな木で黄色の花が目立ちます)の咲き具合からすると、雨期は思ったほど遠くないかもしれないとのことでした。地元の方のこういう感覚は侮れません。エルニーニョの影響もあり、乾期の終わりは例年以上に先のことと思っていましたが、今年はむしろ早めに雨の季節が始まるのかもしれません。
 
さて、先日、パリタ(エレラ県)出身の友人の方から、地元で開催される馬の競技会(ペルー・ステップと呼ばれる馬の歩き方の美を競うコンクール)に誘われ、パリタまで車を走らせて行ってきました。80頭を越える馬たち、そして日頃はパナマ市に住んでいる多くの地元出身者がこの時とばかりに地元に戻り、普段は静かな小さな町が大賑わいです。競技会場は教会に隣接する土と芝の広場で、残りの三方を囲む家々の前に、パナマ(あるいはペルー)ハット、白のシャツに白のズボンといういでたちの老若男女が埋め尽くしています。
 
それぞれの家が親戚や友人をたくさん招待していて、わいわいがやがやと皆で食卓を囲む楽しいランチに始まり、午後4時頃に競技のオープニング。テープカット役を頼まれて引き受けたものですから、大勢の方々の前で紹介されてしまいました。観客の中には、「ペルーは分かるけど、なんで日本なんだろう」という疑問を持たれた方もいらっしゃったかもしれませんが、「パナマの津々浦々、日本は皆さんの友人なんですよ」というのが私の心のメッセージ。何ラウンドもの馬の競技がすべて終わると、もう夕暮れです。明かりが灯った教会を背に、ポジェラ姿の女性と馬に乗った男性とのダンスが始まりました。とても素敵なエキスビションでした。
 
夜の部は、馬がテーブルに姿を変えての、広場での野外ディナー。ステージ上では、伝統的な地元の踊りが続き、最後は何とカーニバルのクイーンも登場。夜空には花火が上がり、会場の皆さん、相当な盛り上がりでした。もちろん、私もですが。
 
地方には、よく知られていない、とりわけ我々外国人が知らないような祭りやイベントがたくさんあるようです。何か面白そうなものを耳にされることがあれば、一度お出かけになってみては如何でしょうか。パナマ市に暮らしているだけではわからない、パナマのもう少し奥を味わえるような気がします。
 
(3月21日 記)
 
 
2.領事・治安情報
 
●領事手数料の改定
旅券、証明、査証等の手続きに係る領事手数料が本年4月1日申請分から改定されます(減額改定)。改定額については下記のリンクをご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/jp/consular-affairs/?p=fees
なお、3月31日申請分までは、交付が4月1日以降になる場合を含め、本年度額が適用されます
 
●ジカウィルス感染症
当国保健省によれば、3月31日現在、ジカウィルス感染症(デング熱の症状に類似し、発熱、頭痛などを伴います)の感染者が168名(感染者の内115名はクナジャラ先住民自治区で、42名が首都圏、9名が西パナマ県、1名がコロン県、1名がダリエン県)出ています。手洗い、うがい、蚊にさされないなどの対応が必要で、発熱、頭痛などの症状が継続した場合には、最寄りの医療機関の受診をお勧めします。
詳細は、下記をクリック。
http://www.minsa.gob.pa/
http://www.who.int/es/
http://www.paho.org/hq/?lang=es
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C029
 
●平成28年4月衆議院議員補欠選挙に伴う在外公館投票のお知らせ
平成28年4月衆議院議員補欠選挙における対象選挙区が、衆議院北海道第5区及び京都府第3区で確定しました。つきましては、在外公館投票が、下記のとおり行われる予定ですので、お知らせ申し上げます。
なお、投票方法としましては、郵便等投票もありますが、当地は郵便事情が悪く、期日までに届かないリスクがあるため、当地では在外投票をお勧めします。
<在パナマ日本国大使館における投票期間>
平成28年4月13日(水)
午前9時半から午後5時 ※お昼時間も投票所は開いています。
<投票に必要なもの>
旅券等の身分証明書
在外選挙人証
 
●カスコ・アンティグオ付近におけるけん銃の押収及び麻薬の押収について
 報道によると、2月下旬、国家警察はカスコ・アンティグオ近くのAvenida Bにあるアパートにおいて、自動式拳銃1丁と袋に入った麻薬を押収しました。Avenida Bは5月5日広場からカスコ・アンティグオへ通じる大通りとなります。
 在留邦人の皆様におかれましては、カスコ・アンティグオ周辺へ出かけられる際は、旧市街などの治安悪化地区への立ち寄りを避けてください。また、カスコ・アンティグオでは、多くの警察官が警戒に当たっている一方で、ひったくり等の事件が発生しています。
外出時は油断することなく、所持品の管理に十分気をつけてください。
 
●外務省海外旅行登録「たびレジ」のご案内
「たびレジ」は、3か月未満の短期渡航者(海外旅行者・出張者)向けに開始された安全対策に関するサービスです。
外務省ホームページの専用サイトに必要事項(旅行日程,滞在先,連絡先など)を入力することにより,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能となります。
(3ヶ月以上の海外滞在予定の方は、ホームページ上又は大使館での「在留届」の提出をお願いします。)
詳細は、下記をクリック。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000988.html
 
●当国居住未成年者の出国時の諸注意について
お子様を連れて日本に帰国するなど、当国を出国する場合、
事前に準備すべき必要書類があります。
詳細は、下記をクリック。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/jp/consular-affairs/?p=consularoverview
 
●危険・スポット・広域情報
本情報は、パナマに渡航・滞在するに当たって注意が必要な情報をまとめたものです。
詳細は、下記をクリック。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=256#ad-image-0
 
 
3.経済協力のお知らせ
 
●草の根・人間の安全保障無償資金協力
(1)3月4日、アライハン市役所において、平成27年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として、「アライハン市障害者用通院車両整備計画(西パナマ県)」及び「ブリサス・デル・チュミカル学校3教室増築計画(西パナマ県)」の契約署名及び小切手供与式を実施しました。式典の様子については、以下をご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/files/000138937.pdf
 
(2)3月15日、大使公邸において、平成27年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件として、「ポクリ保健センター救急車整備計画(ロス・サントス県)」、「パルミラ学校施設改善計画(ダリエン県)」及び「ロドルフォ・チアリ学校給水システム改善計画(コクレ県)」の契約署名及び小切手供与式を実施しました。式典の様子については、以下をご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/files/000140710.pdf
 
(3)3月29日、西パナマ県アライハン市において、「ベラクルス中等教育学校教育環境改善計画」の引渡式を実施しました。式典の様子については、以下をご覧ください。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/files/000144221.pdf
 
●ジカウィルス感染症被害に対応するための緊急無償資金協力
2月26日,日本政府は,世界保健機関(WHO),国連人口基金(UNFPA),国連児童基金(UNICEF),国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて,中南米地域に対する100万ドル(約1億1,000万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。今回の緊急無償資金協力は,ジカウィルス感染症の影響によって,中南米地域で妊婦への感染に起因すると示唆されている小頭症等の多発といった人道状況の深刻化が続いていることを踏まえ,主に中南米地域に対して,感染状況の情報収集,妊産婦へのケア,感染予防啓発活動,水・衛生環境改善等の分野で支援を行うものです。
 
 
4.政治経済情勢
 
●地方分権化
22日、パナマ政府は地方分権化プロセスの一環として、各自治体への交付金の配賦を開始しました。大統領府が発表したところによると、全国の自治体に割り当てられる交付金の総額は1億5,100万ドルとなる見込みです。各自治体には、この交付金を利用し、これまで国の所管であった主要な事業(各種施設の建設・改修・維持、河川工事、上下水道管理等)の運営を行うことが期待されています。
 
●金融活動作業部会(FATF)の全体会合
 17日~19日、パリにて開催された金融活動作業部会(FATF)の全体会合に、パナマからデ・ラ・グアルディア経済財務大臣他が出席。右会合では、1月12~14日に実施されたパナマの査察結果が報告された後、パナマは法・規則上の枠組みを構築し、資金浄化・テロ及び大量破壊兵器への融資の対策を十分行っているとし、グレイリストから削除した旨18日に発表されました。
 
● そのほかの経済月報については以下のURLに掲載。
https://www.panama.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000018.html
 
 
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発行:在パナマ日本大使館