パナマ共和国議会及び選挙制度の概要
令和6年10月21日
1.パナマ共和国議会概要
構成 | 一院制(71議席) |
会期 | 7月1日-10月31日 1月2日- 4月30日 ※政府の決定により次会期までの範囲で延長可 |
議席 | 与党:目標実現党(RM)14議席、同盟党(A)1議席(合計15議席) 野党:民主革命党(PRD)13議席、民主変革党(CD)8議席、パナメニスタ党(PAN)8議席、国 民共和国自由運動党(MOLIRENA)2議席、もう一つの道運動党(MOCA)3議席、民衆党(PP)2 議席、無所属20議席(合計56議席) |
議長:ダナ・カスタニェーダ議員(RM) 第一副議長:ディディアノ・ピニージャ議員(CD) 第二副議長:ハミス・アコスタ議員(RM) ※いずれも任期は1年で、7月1日から翌年6月30日まで。 |
2.パナマ共和国選挙制度概要
パナマ共和国では、5年毎に大統領選挙、国会議員選挙、市長選挙、市議会議員選挙及び中米議会(PARLACEN)選挙が同時に実施される。最近の選挙は、2024年5月5日に実施された。
(1)大統領選挙(Presidente)
(2)議会議員選挙(Diputados)
(3)市長・区長選挙(Alcaldes, Representantes de corregimiento)
(1)大統領選挙(Presidente)
1.制度 | 直接投票(1回の投票で最も得票数を獲得した候補が当選する。決選投票はない。) |
2.被選挙資格 | ・出生上パナマ国民であること ・満35歳以上 ・公職上または選挙上の犯罪により有罪判決を受けていないこと ・大統領に任命される公職に就いている候補は、投票日の6ヶ月前までにその公職を辞職する必要がある |
3.選挙権 | 18歳以上の国民 |
4.その他 | 2009年総選挙より大統領選挙のみ海外からの投票可 |
1.制度 | 小選挙区(1人選出:26区)及び大選挙区(2~7人の複数人選出:13区)の両方 |
2.被選挙資格 | ・出生上パナマ国民、もしくはパナマに帰化後15年以上パナマに居住しているパナマ国民 ・満21歳以上のパナマ国民でパナマに居住していること ・公職上または選挙上の犯罪により有罪判決を受けていないこと ・立候補前に少なくとも1年間当該選挙区に居住していること ・大統領に任命される公職に就いている候補は、投票日の6ヶ月前までにその公職を辞職する必要がある |
3.選挙権 | 同上 |
制度 | 直接投票 |
被選挙資格 | ・出生上パナマ人、もしくはパナマに帰化後10年以上パナマに居住しているパナマ国民 ・満18歳以上のパナマ国民で、パナマに居住していること ・公職上または選挙上の犯罪により有罪判決を受けていないこと ・立候補前に少なくとも1年間当該選挙区に居住していること ・大統領に任命される公職に就いている候補は、投票日の6ヶ月前までにその公職を辞職する必要がある |
選挙権 | 同上 |